2009年9月24日木曜日

ラリパッパを称揚し続けたマスメディア

ラリパッパを称揚し続けたマスメディア

公開日時:2009/09/24 11:22
著者:草木生(そうもくしょう)
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※ラリパッパ = 麻薬の影響で普通の判断が出来ない状態

プロマネとして学ぶ領域は広い。
その中でも、リーダシップ、孫子、戦争論、失敗学などは必須なのであるが、どうもその中で失敗学には覚醒剤が絡んでいるらしい。

日経ビジネスオンラインの連載
のりピーのサブプライムな憂鬱(その2) 伊東 乾
亡国のクスリ禁止のもう1つの理由「覚せい剤は洗脳の道具」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090909/204341/?P=7
7ページからが、大日本帝国の当時の陸軍中枢が覚醒剤に犯されていたのではないかとの諮詢がある。あくまでも推察である。

この説には説得力がある。

太平洋戦争で日本の軍部が覚醒剤を多用して、カミカゼなどを行ったことは数々の証言から明らかである。その大量の在庫が戦後、市中に流れ、ヒロポン中毒者(覚醒剤中毒)を多数出したことも事実である。
赤紙で駆り出され、覚醒剤で洗脳されて、戦場に散った若い命が多数いたらしい。

一般兵士に戦意高揚と言うことで処方されたのは分かるが、軍の中枢部門にも蔓延していたとしたら、大変なことである。
本当に、失敗学を学びながら良く引き合いに出される「インパール作戦」などは腑に落ちないことばかりだったのである。私のように普通の中年男でも現状分析とリスクマネジメントを考慮すると、あの判断、実行命令は理解できない。

しかし、その愚かな作戦を支持する、称揚していたのはマスメディアである。
プロジェクトの現場でもそうであるが、声の大きな人間に間違った情報を振りまかれるとどうにも対処できなくなる。
悪意であれば分かるが、善意での情報操作も怖い。

また、プロジェクト現場には、鬱病状態をクスリで平常にしている人達もいる。
クスリの話は身近なのである。
疲れたら、休んでいただきたい。心が折れるまでやってもらっても困るのだ。
http://japan.cnet.com/blog/0031/2009/09/24/entry_27025082/

2009年9月23日水曜日

子供嫌いは女性にも存在する

子供嫌いは女性にも存在する

公開日時:2009/09/23 00:37
著者:草木生(そうもくしょう)

私、子供は嫌いなんです。
自分の子供なんか欲しくないですね。

でもね、なんだかこの国では、「子供が嫌いなんです」と言うことは出来ない。
男ならまだしも、女性が言おうものなら、どうなるか。
ただ、確実に子供嫌いは女性にも存在する。
そんな当たり前の話がこの国では通らない。

実際に、私の伯母が子供嫌いでしてね。
それで日本を離れてスイスで暮らしている(30年以上前から)。
この国では昔から、「結婚していて子供がいない女性は変、ダメ」というプレッシャーがかかる。
結婚はしたいけど子供なんか欲しくない、そう考えたから日本を離れたと伯母は言っていた。
(向こうではドイツ人と結婚して、ニホンの年金も受け取り、悠々自適?)

そう言えば、私の母も戦後すぐに小学校(代用)教員をやったが、子供が嫌いなのに気付いて1年で辞めた人なんであった。

子供嫌いが自分の子供を持つことなく、不幸の再生産はとりあえず回避されている。
それはそれで良いことなんであろう。

2009年9月9日水曜日

つまらないハコモノ、モニュメントが増える

つまらないハコモノ、モニュメントが増える

公開日時:2009/09/08 11:02
著者:草木生(そうもくしょう)

黒澤監督の「生きる」をご存じだろうか。

この映画に感動する人は多い。
敢えてストーリーを語る必要もないくらいに有名な映画だとは思うが、主人公が最後に残したモノは小さな公園である。
私としては、小市民はつまらないモノを後に残したがるんだな、そうとしか思わないが、どうにもニホンの役人、議員もハコモノを作りたがる。

「アニメの殿堂」も、この国のトップという小市民が作りたがったモニュメントだったかも知れない。建物の耐久年数分、何十年も名前が残る、と。

ハコモノ、モニュメントを残すのは構わない。
だけどね、自分の金で残すのが筋だろう。

2009年9月2日水曜日

お仕置き選挙だった

お仕置き選挙だった

公開日時:2009/09/02 15:38
著者:草木生(そうもくしょう)
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馬鹿太郎解散があって、国民は自民党にお仕置きをしたのだと思う。

もう帰ってくるな、と。

それにしても馬鹿太郎の罪は重い。
これから4年間、民主党は解散しなくて好いのだ。
じっくりとその4年間を使って地固めをし、自民党の復活の目はなくなる。

責任の取らせ方も考えた方が良い。
除名、それも幹事長・官房長官も含めてね。

それにしても、民主党には社民党と日教組は排除してもらいたいな。
それだけだ。

2009年9月1日火曜日

景気は回復しない@モノは売れない

景気は回復しない@モノは売れない

公開日時:2009/09/01 10:14
著者:草木生(そうもくしょう)
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回復って、どこまで戻ればいいのかな?
誰かまともな評論家っていたっけ?

今年の夏もいつもと同じに北海道に帰ってきたが、街中で新築中の一戸建てを見かけなかった。
10日間も居て、毎日のように街中を動き回ったのに、である。
寒冷地である十勝での建築は夏が原則である。
そこで住宅が供給されていない。それこそが目に見える現実である。


個人消費の原点は家を持つこと

これは一戸建てなり、マンションを買った人には当たり前だが、家の購入と共に家具・電化製品を一新するのが普通であり、それが個人消費の本体である。
新しい家には、新しい家具と最新の電化製品が似合うのである。
従って、数千万の家と共に数百万の家具・電化製品が購入される。

アメリカの住宅事情を聞く

留学した人間は周りにいくらでもいるだろう。
ちょっと聞いてみると良い。
どれだけいらないモノを買っている国なのか。

彼らがサブプライムローンによって手に入れた家に、どれだけのモノを買い込んで埋めて行ったことか。
既に必要なモノは持っているにも関わらず、モノを買うのは「家:スペース」を買ったからだ。

買ったモノを収納する場所が無い限り、買えないんだよね。