2009年6月15日月曜日

ワーキングプア@SE

公開日時:
2009/06/15 07:04
著者:草木生(そうもくしょう)
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皆さんの周りでは聞かないだろうか?

派遣SEの稼働時間が、月に180-190時間になっているとか。
酷い場合は、200-220時間!
通常の労働時間は1ヶ月150時間前後が現在であるから、体の好い残業代のカットである。
本当にこんなことになっているのか?

をいをい
これは、値下げと囲い込みだ。
次の仕事、条件の良い仕事もこんなに拘束されたら探せない。

もっと酷いこと

派遣元からすると、あまり仕事が出来るSEだと困る、、、らしい。
上記の時間、拘束されても仕方ないほどに仕事が出来ないのが望ましい、ってことだ。
だから、人の倍働ける、できるSEは困るらしい。

IT業界の構造は変わらないし、このまま逝けば品質不良でユーザから死人が出てしまう。
例えば、車とか交通のシステムダウンで影響が出ないことを願う。

2009年6月5日金曜日

改めて思う検索エンジンの凄さ

先週、不義理をしていた新橋のバーへ。
しかし、店のあった場所にはシャッターが降り、看板もなくなっていた。

唖然、呆然。
そもそも4年も通っていながら連絡先も伝えていなかった。
ここ4ヶ月ほど来ていなかったから?
仕方なく、帰ってきて検索。

”店名 バー 新橋”で入力。
上から5つ目くらいに誰かの日記が。
早速読んでみると、確かに閉店日記。それもお店のオーナの後輩になる方の日記。
それなりの事情が分かり、一安心。

ある意味、凄いことである。
誰かが観察しており、webにアップされてしまう。またそれが検索エンジンに引っかかる世の中なんである。
どこの誰が観察しているか分からないし、それがwebにある、個人的には怖いことである。

想い出してみると、私の情報も02年頃には客先で検索されて、雑誌に寄稿していることが最初から気付かれ、略歴も手に入れられていたのである。
その後会社を辞め、大手SIerの契約社員となったところ、人事から「アルバイト禁止」を申し渡され、当然雑誌への寄稿も禁止されたことから、本名ではなくペンネームらしいモノを使う必要性を感じ、CNETの読者ブログからペンネームで活動を始めた次第である。
もし有料で原稿を書いたとしたら、本名ではバレる、と感じたことも一因である。

検索される、されない

実は、2年ほど前、IPAの「未踏ソフトウェア創造事業」で「グーグル八分発見システム」が採択されている。
提案者は「悪徳商法?マニアックス」で有名な吉本氏であった。
霊感商法、マルチなどを叩いてくれている貴重なサイト運営者である。

困ったことに、その後の「グーグル八分発見システム」がどうなったかは追い切れていない。
グーグル・ヤフーで検索しても「採択された」記事以外はなかなか出て来ない。
「グーグル八分 対策センター」は出てくるが、機能していない。

検索エンジンに引っかかることが良い例と、ちょっと困る例を挙げたが、引っかからない、引っかかっても「見せない」ことも問題となる。
要するに情報操作の温床になるのである。
既に”見せない”フィルタリングを使って、グーグル、MSN、ヤフーは中国で商売を続けている。(「グーグル八分」by Wikipedia)

既に検索エンジンに引っかかることがなければ、社会的に存在していないことになってしまう恐れがあるのだ。

2009年6月1日月曜日

社員3人が日本IBMを提訴へ

公開日時:2009/06/01 09:12
著者:草木生(そうもくしょう)

私は、ITproの記事で読んだ。
日本IBMが昨年の暮れに1000人以上のリストラをしたことは記憶に新しいが、題名のようなことも起きていたらしい。
ITproの記事では、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)日本アイビーエム支部が「利益を上げている以上、リストラする必要性はない」というコメントを出しており、それを掲載している。
だが、そうだろうか。
売上はマイナスであり、増益とするためには、それなりの手段であったということだ。

減収でありながら、増益を達成するということは大規模なコストカットが効果的であったはずである。
不法行為はいけないが、本国へ送金するためにもリストラは必要であったと言うことである。
外資系ベンダの宿命であろう。

個人的な感想としては、ごく当たり前のことをやっているんだというだけである。
それにしても組合が機能しているというのは驚きであったりもする。