2009年3月25日水曜日

WBC優勝は日本野球の終わりの始まり

日本野球の閉幕が始まった。
日本における野球ビジネスが終わったということだ。
4年後のWBCまで何チーム残っているだろうか。


勝ったのは、メジャーリーガー

表彰式では、メジャーリーガー、松坂大輔・イチローが目立っただけだった。
これが何を意味するのか。
日本チームの多くの若手はどうなったのか。
その他大勢?もしくはメジャーリーガー候補?

話を変えると、日本プロ野球機構の売上は95年が推定約1200億、08年になっても変わらないと言われているが、メジャーリーグは約1400億から約6000億に売上を伸ばしているらしい。(日経ビジネスオンライン「WBC連覇でも日本球界は浮かばれない」参照)
13年間、成長していないビジネスとは何ものなのか。

ただ、良かったことは、日本野球が『長嶋茂雄』中心での運営から脱却したことであろう。
世代交代が出来たことだ。

だが、その相手は誰だったのか。

日本でプレーしていても、勝者にはなれない。
決まり切った売上を分けるだけ。上限が見えすぎる。
しかし、今回の優勝で見えたのはメジャーリーグの下請けとしての存在意義である。
WBCはメジャーリーグへの見本市でしかないのか。


どこかの業界とあまりに似ている

そう、金があり、人材を持っている大きな企業に儲けは集中していく構造だ。
そろそろIT業界も50年?60年?
大きく変わる要素はなくなってしまったようだ。

このところ続いているアメリカでの業界再編、いや、集中化か。
選択肢をユーザに示せなくなる日が来るか。

2009年3月9日月曜日

もう残っていない

開発すべき業務システムなど残っていないのが実情だ。

上場企業などでは開発は終了していて、後はメンテナンスしか残っていない。
そう、本社ビルのトイレと情報システムはユーティリティでしかない。
(極端なたとえではあるが)

システム会社とか、インターネットにセールスの基礎を置く企業以外ではシステム開発の要望は小さいのだ。
例えば、販売管理システムを入れ替えても売上は伸びない。それどころか、利益が減るではないか。5年が限界とか言われながら、7年8年と運用で寿命を延ばした方が良い。H/Wなんかは8年は持つ。無理矢理伸ばせば、10年はいける。

ユーザはもう知っている。
必要のないモノを作り続けることくらい馬鹿馬鹿しいことは無いのだ。