2011年5月23日月曜日

独裁者は誰を守ったのか Fri May 13 15:13:06 2011

こんな簡単に独裁者が生まれるとは。

なんだろう、非常事態になってしまったみたいだ。

市民運動から出てきた共産主義者、全体主義者が独裁者になっていく。
法治国家であるはずが、法律の枠を外れて指示を出し、それが受け入れられていく。

こんなにニホンの民主主義は脆いモノだったのか。

独裁者が守るのは、”媚びてくるモノ”であり、そこに利権を与えることに権力者としての喜びは増していくようである。
”媚びてくるモノ”は、その独裁者の周りを固めて情報操作をし始めると同時に、利権を奪取されないスキームを作り込む。
新たなる利権構造、システムである。

原発事故からほど遠くないところに「東京」はある。

この街は、ニホンの利権の中心である。
霞ヶ関に交差する複数の地下鉄。
大手企業の本社はこの霞ヶ関からやや東の丸の内に配されている。

正確な情報、客観的な情報を共有したらどうなるか。
「東京」という利権・財産をこの國は失う。
沈むモノから奪い去るのが権力者達である。

どのようにして「東京」という利権を移すのか。
そのために情報操作は為されているとしか考えられない。
安全圏を創り出すためには、浜岡原発はまずい。
日本の中心とでもいうところにあるのは、地政学的にまずい。

システム分析が私の仕事の一つではあるが、この國の利権システムは「東京」という地域と密結合してきた。
それが「効率化」の真の姿でもある。

それが崩れようとしている。
独裁者を暴走させて、この國の利権はどこへ向かうのか。

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