公開日時: 2006/12/21 20:13
著者: 草木生(そうもくしょう)
コンサルタントを始めたときに師匠に言われたのは、この業界のレベルの低下である。
80年代初めまではオール4くらいの人材が入ってきたが、そこから後はせいぜいオール3くらいの人材だと言われたのである。
80年代も半ばになると、この業界に入るのは親が止めていたくらいだから、頷けるものがある。
その頃と今の状況は似ている。
3K職場である。
相変わらずの徹夜で仕事をやっつけている。
就職氷河期といわれた頃、90年代半ば以降はそれなりに優秀な人が入ってきたと思うが、最近の売り手市場ではまた見向きもされない業界となるかも知れない。
それに、人口の半分は女性だと思うがこの業界にはほとんどいない。
また、色々な大企業のシステム再構築にも携わってきたが、そこのシステム部門の人にも言われた事がある。
「この会社に入りたくて入ったが、システム部門には来たくなかった」である。
筆者が延々とメソドロジの話をするのは、頭が悪ければリファレンスモデルをもっと有効に使えということだ。
それにしてもこの業界には、頭が悪いという自覚が足りない。
自覚していれば、それなりに勉強もするだろうが、それすらしていない。
幸い?筆者は師匠から頭が悪いと言われたおかげで、ずっと学習中である。
5分間考えて分からなければ、分かっている人に聞くことができる。
理解するために本を選び、読むことをしている。
少し話は変わるが、パレートの法則というのがある。
「2割の人材が残り8割の人材を食わせている」という経験則である。
すなわち、利益の8割は2割の社員からもたらされるという。残りの社員のうち、6割は自分の給与分を稼ぐのが精一杯。最後の2割は自分の給料を稼ぐどころか利益の足をひっぱっているという。
メソドロジは、2:6:2の内、6割の人間の底上げを可能にする。
トップの2割にはそれほど必要ではないのだ。
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