公開日時: 2007/01/30 17:57
著者: 草木生(そうもくしょう)
MSが発売した久し振りのOSに付帯して、「家庭用中央リポジトリ」なる言葉が出てきた。
この意味がすんなりと理解できるものであろうか。
メソドロジとリポジトリは不可分
我々というか、メソドロジを扱うものにとってリポジトリは必須である。
メソドロジは最低でも開発の手順と成果物を扱う。
最近では、構成管理が代表的な呼び名であろう。
リポジトリは、システム開発の成果物を格納するシステム辞書・倉庫である。
従って、開発されたシステムは分解されて、いや、カテゴライズされ関係性を持ってリポジトリという倉庫に格納される。
格納のされ方は、例えば「販売管理」で検索をかければ、関係を持つテーブル・カラム・画面・プログラムまで引っ張り出せるのが理想である。
メソドロジを支えている土台のようなものであり、その構造を分からない限り、組換えは止めた方が良い。
そのプロジェクトのやり方もあるが、上記のようにテーブル・カラム・画面・プログラムまで入力されているのは稀である。
少なくとも、テーブル・カラムくらいは管理しているはずではある。
設計ドキュメントでも全文検索ができるが、運用に対して有効には成り得ないのが、「関係性を持って」の部分である。
インパクト分析ができないリポジトリでは意味が無い。
つまり、管理可能な部分まで開発ドキュメントを分解し、入力、管理する。
メソドロジはそれを司る。
要は、無意味な開発成果物を排除していることである。
リポジトリの語源
元々は、89年か90年くらいにIBM社が発表した「AD/Cycle」の中で提唱され、それまでのデータディクショナリなどの用語を拡張したものである。
その後は、ERPパッケージ、ETLツールなどにも必須の機能として付加されている。
今回の「家庭用中央リポジトリ」は、我々システム屋の「リポジトリ」とはまた違ったものである。
多分、「家庭用中央リポジトリ」には、コンテンツが動的に構築・蓄積されるところが違う点になるであろう。
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