2009年4月13日月曜日

偽装プロマネ

マクドナルドの偽装管理職裁判は和解で決着が着いたが、訴訟が続かない。
世の中には随分といるはずなんだが、和を持って尊しとなす、でいいのか。
奴隷は奴隷のままで居て欲しいのが、会社の本音だろう。
どうもこの国では、上に逆らうのはタブーのままらしい。

話をプロマネに戻すと、権限がないまま「やってくれ」「何とかしてくれ」などと押しつけられているのが実態ではないか。

システムコンセプトを決めるところから一緒にやるのが望ましいが、そこはなんちゃらコンサルがやってくれているので、納期と予算と開発手法まで指定されて始まることが多いのではないか。
予算の大半は、なんちゃらコンサルが使ってくれているので、バッファがない。
納期も、なんちゃらコンサルが半分以上使い込んでいるので、バッファがない。

世間に誤解があるようだが、プロマネもチームプレーである。
一人で開発予算が数億を超えるプロジェクトを見ることは出来ない。
プロジェクトの成功を、ベンダと頭ごなしに握られては堪らないのである。

これは、RFPも書けないシステム子会社の話である。

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