2008年12月14日日曜日

日本はExcelで廻っている

Excelに敵うソフトはあるのか。
日本の業務現場を廻しているのは、エクセルだ。

オープンソースだ、フリーソフトだ、などと言われながら、この20年でインターネットを除くとこれほどのソフトウェアは発明されていない。
企業内に入り込んでいるソフトウェアとしてはトップであろう。

とにかく、企業内の業務ソフトのバージョンアップに立ちはだかるのがExcelでもあるのだ。
ユーザからの支持も凄い。
「Excelで出来ているんだから実現可能だよね?」
かなり難しいケースが出てきてしまう。
それにシートとブックという概念でデータベースとしては、ユーザにとって手放せないモノとなっている。

ビジカルク('79)、マルチプラン('82)、ロータス1-2-3('83)、Excel(Mac版'85、dos版'87)と、表計算ソフトのデファクトスタンダードは、時代ごとに変わってきてはいるが、縦横に広がるセルで構成された電子の表に、数値や文字、計算式を入れていくという、基本的な考え方はほとんど変わってはいない。

フリーソフトなどと聞いてもやっぱり、比べてしまう。

結局、Excelを上回る業務ソフトは出ていないのではないか。

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