2008年8月13日水曜日

MSの功績はバグ有りでも製品としたことだ-ゲイツ氏の引退に寄せて

一つの時代が終わるのであろうか。
マイクロソフトの退場が近付いているかのような印象も受ける、ゲイツ氏の引退である。予定され、誰でも知っていたことでもあるのに。

MSの功績

言うまでもないが、汎用機の世界では許されないようなバグを持っていながら、それが製品として売られていったことだ。
さすがに最初は腹を立てたが、95年末のwin95で見方を変えた。
このような汎用的な製品では、コンシューマ向け製品では早く出してバージョンアップして行けばいいのだ。バグフィックスとも言われるが。

「完璧」の呪縛から解き放たれる

汎用機の持っていた、プロ向けに完璧を期した製品という概念が破壊され、製品の在りようを変えてくれたのである。
今がβ版全盛であるように。

ワード、パワーポイント、アクセス

エクセルは完成度の高い製品であったが、日本語ワープロとしてみたワードはどうだったか。誰もが駄目だと思ったはずだ。
その後は、日本語変換ソフトの買収などを通して、一太郎を追い抜いた。

個人用データベースとしてのアクセスはどうだったか。
個人用のデータベースソフトは、MS-DOS時代のCARD3+程度しかなく、MACのファイルメーカはWINでは動かなかった覚えがある。ここでは空白を埋めた。

プレゼンテーションという概念は、95年では日本に根付いていなかった。
アドビかアシュトンテイトがプレゼンテーションソフトをMAC向けに出していたが、とにかく高かった。
パワーポイントはここでもマーケットを創造した。

ともあれ、ソフトウェア製品の概念をひっくり返してくれたことに感謝しようではないか。

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